引退後、腕時計をしない生活になった。
いつも持ち歩くショルダーバックに、YAMASAの2千円ぐらいのデジタル時計をぶら下げているが、これは万歩計代わりである。
仕事から完全に足を洗ってしまうと毎日が日曜日で時間に追われることは無いが、それでも生活にリズムを作らないと、のんべんだらりとした日常の繰り返しになってしまう。恐らく定年退職された方々は、膨大な時間とどう向き合うか、それぞれなりに色々と工夫されているのではないかと思う。時間を気にしない生活ではあるが、大ざっぱな時間の管理(意識)は必要なのだ。
小生も、引退後3年間も試行錯誤を続けてきて、ようやく、1日の流れを①早朝、②AM、③PMの3セット、1週間を①月・水・金と②火・木・土及び③日に3区分し、これらの組み合わせにより、大ざっぱに今日は○○をする日、何もしない日というように頭の中で時間を整理するようになった。
その中でも、早朝の時間の使い方は、ほぼ全曜日に共通するので、今日は、小生の朝の日課(ルーティン)について紹介しよう。
小生、元々朝の目覚めは早いほうだ。
というか、前の晩、何時に寝ても一定時間眠ると深夜でも目が覚めてしまい、通して眠ることができない。もう一度寝直すか、微睡んでいるのだが、どうしても眠れないときは夜の読書を始める(と、その内眠くなる)。連続して眠る体力が無いということらしい。歳(老い)だ。
よって、朝5時には眼が覚めている。
そうすると毎日の日課でラジオタイムとなる。
今時は便利なもので、布団の中からAIスピーカーに「OK Google‥‥」と呼びかければラジコが起動し、指定した番組を流してくれる。
各局、早朝から情報番組をやっている。
地上波と同様に聴取率を上げるための競争で、個性的なコメンテーターを揃え、結構面白い番組をやっている。
7時前後にベッドから起き出す。
ラジコを切り、携帯ラジオの電源をON、ポケットに入れて1日の活動開始だ。
居間に移れば、卓上ステレオのラジオに切り替える。
因みにこの卓上ステレオは、引退後に購入した。時々、古いレコードを聴いている。
ラジオを聞きながら、朝食をとり、同時に新聞に目を通す。
新聞を読む時間は確実に増えた。
現役時の朝の時間帯は貴重で、見出しのみを流し読みする程度であったが、今は1面から順繰りに記事の内容に目を通していく。関心の無い記事は読み飛ばすが、特に東アジアの情勢などは丹念に読む。
最後にTV番組表をざっとながめて、プライムニュース(BSフジ・PM8時)のテーマが何かを確認する。東アジア情勢がテーマの時は、マーカーペンで囲っておいて見逃さないようにする。
そうこうする内に9時になる。ラジオと新聞はここまで。
次は、タブレット端末の出番だ。
登録してある海外紙の日本語版及びYouTubeのニュース番組を閲覧、視聴する。後者は、地上波では扱わないような番組なので、これがまた面白い。見始めるとキリがないので適当な時間で切り上げる。
以上が小生の、Weak Dayにおける朝の日課(ルーティン)であるが、ラジオとSNSのニュース番組にハマってから、地上波の番組は、殆どというか全く見なくなった。
ここから、AMの日課、PMの日課に入っていくのだが、初めての投稿にも記したように、ゆっくりだが、現役時の仕事等の整理(DATA化)を進めている。いずれ、有用な情報を差し支えない範囲で公開していくこととしたい。