昨年12月、新横浜駅キュービックプラザ8階に有隣堂が開店した。
それまで同フロアーを占めていた三省堂が撤退し、小生の数少ない趣味の一つである立ち読みのフィールドが一つ消滅してしまうではないかと思っていたら、有隣堂が参入してきた。取り敢えずホッとしている。
昔から横浜で本屋と言えば有隣堂で、小さい頃から馴染みは深い。
しかもうれしいことに、ホームページには四つの特色などと説明されているが、椅子が所々に配置されていることだ。以前の三省堂も椅子を置いたり、撤去したりと試行錯誤していたようだが(最後は撤去した)、椅子は占有する人が出てくるので営業する側からすると良し悪しであるとは思う。
が、小生は椅子は置いた方が良いと考える派である。今の年齢から来るところもあるが、本屋さんが、立ち読み+α の時間を過ごせる空間であって欲しいと願うところが大きい。
その意味において、今日は書店内に併設されたストーリーカフェ(Story Cafe)のことを紹介したい。本屋にカフェとは珍しいが、横浜市内では2店舗目とのことである。
ちょうど昼時で軽く腹に入れようかと注文カウンターに行くと、何と生ビールがあるではないか。真っ昼間、本屋でビールとは不謹慎なような気もするが、自由人には関係ない。ビールとホットサンドを注文し、カウンター席へ。しばらくKindle読書を楽しんだ。
ここには、テーブル席あり、コンセントを備えた「個室」仕様の一人席あり、複数でも個人でも利用しやすい環境だ。
本屋は小生にとって、いわゆる一つの居場所なのだが、新しく誕生した新横有隣堂は横浜有隣堂と趣を異にして、ゆったりと気兼ねなく時間が過ごせるようだ。これから大いに利用させて貰おうと思っているところである。
▼有隣堂に併設されたStory Cafe