▼演説する百田尚樹氏/飯山陽(あかり)氏
「あさ8」(YouTube番組)を見ていて、ほぼ思いつきの行動である。
単純に、「現場」を見てみようという野次馬的な気持ちからであるが、ここは、4月16日告示、28日に投票が行われる衆院東京15区補選の戦場(選挙区)なのである。
補選に至った経緯はご周知のとおりだが、与党自民党は候補者を立てられるはずもなく、ほぼ野党候補者が出揃い、日々、熱い前哨戦が繰り広げられている。
余談だが…、
違法賭博で道を踏み外した通訳がいたが、小生、賭け事全般、パチンコにも、またゲームなどにも、人生を通じてまるで興味を持ったことがない。その様なことにうつつを抜かす輩の気が知れないのだが、こと選挙に関しては、こう言うのもどうかと思うが、人生最大の博打(勝負)ではないかと思うことがある。「落ちればただの人」。
そのような意味で、今、東京15区が面白い。
面白いなどという言い方も選挙戦を戦おうとする当事者からすれば失礼な話しであるが、候補者乱立、誰がこの15区を制するかは、今のところ、地上波などはほとんど報道しないが、結果によっては政治の流れが大きく変わるのではないかとさえ思っている。
台風の目は「日本保守党」の存在である。
代表は百田尚樹氏(作家)。
小生の好きな作家である。全作まではいかないが「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」「カエルの楽園」など、主だったところは読んでいる。「日本保守党」はつい先日、読了し、「日本国紀」は現在読み込んでいるところだ。
そして、15区の支部長(候補予定者)は飯山陽氏(通称「いかり」ちゃん)。
主婦。母。イスラム思想研究者(大学客員教授)。
全てを投げ打つかのように補選に臨んでいる。握手をしたが小柄でか弱き女性だ。何処にあの力強い演説のパワーが潜んでいるのか。「桶狭間」と本人は言っていた。小生なりに言うと博打(勝負)だ。
この政党は、昨年10月に結党宣言をしたばかりの、当然ながら、まだ政党要件さえ満たしていない一政治団体である。が、Xのフォロワーが既に自民党を抜き、党員数(有料)も少数野党を抜き去り6万人を越えている。
こんな出来たての政治団体なのだが、小生の周辺にこの団体の「政策」(Link参照)に共鳴して入党した人士が複数いるのだ。いずれも流行り物に飛びつくような人達ではない。熟慮の末なのだ。
どうでも良いことだが、ここで小生の立場を明らかにしておきたい。
結論は今なお「支持政党なし!」であり、小生の共感する政策を掲げる「人」を応援するというスタンスだが、最近の流れの中で政権与党に失望し、日本保守党の政策や主張に大いにシンパシーを感じているところがあるので今後も15区の動向を見守って行こうと思う。
また、ネット上のムーブメントが、果たしてリアルな選挙(投票)の動向に何処まで影響を与えるか、これは非常に興味のあるところである。
近々に三度目、江東区を訪ねることになると思うが、同区東陽町は既に故人であるが小生の無二の親友、国士舘言道部の同期である来丸秀男大兄の生まれ育った地元である。錦糸町は、よく裏通りを呑み歩いた思い出深き町である。東京下町の風情が色濃く残り、思わず入ってみたくなるような居酒屋が多い。
次に何時行くことになるか、補選の動向と併せて楽しみは尽きない。
それと、2月20日の投稿(Link参照)で、柴田正徳先輩から「再び、大きな課題を投げかけられたようである。」と結んだが、実は、その課題とはこの日本保守党に関わることなのである…。