隠居歳時記

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「ゴルゴ13」第201巻発売! ギネス世界記録!

H30.10.4_ゴルゴ13川崎市市民ミュージアム
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 令和3年7月8日、さいとう・たかを氏の劇画『ゴルゴ13』が、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」のカテゴリーでギネス世界記録に認定された旨、さいとうプロダクションから発表があった(認定日: R3.7.5)。

 ゴルゴ13というと、麻生太郎氏が愛読者として著名であるが、小生も201巻全巻電子書籍)を所有しており、40年来のファンである。元々ゴルゴ13は『ビックコミック』(小学館)の連載もので、同書は、小生が20代の頃の愛読書であった。いつの頃か同書(漫画)は卒業したが、ゴルゴ13だけは、系列のコミック誌である『別冊ゴルゴ13シリーズ』などで継続的に親しんでいた。

 ご存じの方も多いと思うが、『ゴルゴ13』は国際情勢等を背景に、実在事件人物モデルにしたリアリティーを追求した大人でも楽しめる漫画である(と思う)。超A級スナイパーが世界を股にかけて、不可能と思われる狙撃を(ほぼ)100%完遂するというストーリー展開がシンプルに面白く、小生にとって同書は、頭を切り換えたり脳に休息を与えたりする時の一つのツールなのである。

 以前、「趣味2_Kindle読書への移行」の稿でも書いたように、引退後、「好きな分野好きな作家の読みたいと思う本」を気ままに読みふける一読書人になっているが、さいとう・たかを氏の『ゴルゴ13』は、漫画部門トップにランクインされていた。

 もう一度、同書を一巻から読み直してみたいと思い、全巻(電子書籍)を大人買いしたのは引退する年であったが、さすがにKindleでは小さすぎて読みにくいので、10インチのタブレットで読んでいる。

 さいとう・たかを氏が次々と作品を生み出して、それが201巻になったことは、いつまでも読み続けていたいファンにとってはうれしい限りである。84歳の同氏にはもっと長生きして書き続け、更にギネス記録を更新していただきたいと願っている。

 写真(上・下)は、平成30年に川崎市市民ミュージアムで開催された「ゴルゴ13」の様子であるが、ギネス記録に因んで再び特別展を催していただきたいと期待している。

H30.10.4_ゴルゴ13展(同上)
アーマライトを手にするゴルゴ13とさ
いとう・たかを氏

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さいとう作品の一覧

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さいとうプロのStaffルーム等見取り図

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