ご多分にもれず小生もカレー(&ラーメン)好きで、現役時、昼食に週一で「カレーの日」を設けていた。
鶴川(町田キャンパス)では、学食(アンブラン)のピリ辛カレー(330円)、世田谷(世田谷キャンパス)では、区民会館B1の職員食堂のカレー(値段は忘れた)がお気に入りで、いずれも値段以上の旨さであった。
因みに、既に店はたたんでいるが、国士舘大学からほど近い世田谷線沿いの「味ひこ」の印度カレー(サンバラット、スペシャルファイヤー等々)を知っている方は、一定年齢以上のカレー好きな方であろう。特に香辛料で味付けした煮タマゴは絶品で、一つ食べるともう一つ、二つ食べるともう一つときりが無い。あの味が今日に残っていないのは惜しまれる。
さて、雑学のサイトで発見したのだが、本日は「恋と革命のインドカリーの日」とのことである。
ピンときたご年配の方がいるかもしれない。
そう、新宿中村屋だ。
昭和2(1927)年の今日、6月12日、新宿中村屋で喫茶部(レストラン)の開設と同時に純印度式カリーが発売されたのだそうだ。
ここで、ラス・ビハリ・ボースの名前がすぐに出てくる方は、余程のカレー通か、アジア独立運動史に詳しい方であろう。
ボースの詳細については関連サイト(下記リンク参照)をご覧いただきたいが、ごく簡単に説明すると、英国植民地下、印度独立運動に身を投じたボースが日本に亡命し、大アジア主義者である頭山満翁らの庇護のもと新宿中村屋の相馬夫妻にかくまわれ、これが縁で夫妻の娘俊子と結婚することになる。その後、俊子は若くして亡くなるが、ボースが祖国印度の味を日本に伝えることになるのである。www.nakamuraya.co.jp
中村屋には何度も足を運んでいるが、今はレトルトもあり、家庭で手軽にシェフの味を味わうことができる。
本日は本当に偶然であるが、春先に購入した中村屋のレトルトのインドカリー(ビーフスパイシー)がストックされていたので、「恋と革命のインドカリーの日」に因んで頂くことにする。
では失礼して、「いただきます!」