昨日(11.20)、今年引退した元同僚伊井兄の誘いで野毛(のげ)に繰り出した。
伊井兄は、やはり元同僚マー君(現役)の作品(ボールペンArt)が出展された美術展(伊勢崎町)を訪ねた帰りとのことである。
本日のお目当ては野毛通が厳選する、野毛で絶対に行くべき飲み屋10店にランクインされる「末広」である。末広は常に人が並ぶ行列店である。この日は開店時間の16時に待ち合わせをしたが、15分ほど前に着くと既に20人ぐらいの行列であった。
▼野毛には幾つもの路地があるが今日は「野毛小路」だ!
▼末広(写真左)/開店前、既に行列。20名以上の方が並んでいた(写真右)
開店。カウンターに陣取った。
さて、まずビールである。生ビールはない、瓶ビールのみである。
アサヒ、サッポロ、キリンとあるが、ハマッ子はキリンだ。同店のネットの口コミを見ていると「スーパードライなどは女子供が飲むビールだ」などという人もいるようだが、小生はそこまでは言わない。
焼き鳥は最初にいっぺんに注文すると怒られる。
この日、不覚にも少々欲張って注文してしまった。すかさず、正面の親爺さんから「そこまで」と仕切りが入った。食う、飲む、そしてまた注文する。焼き鳥を食うための流れ(リズム)がある。この店で教わることは多い。
小生のおすすめを書いておこう。
どれを食べても旨いが、中でもレバーと砂肝だ。絶品である。お店の難点は混んでいるとカウンターの隣の人と肘が当たってしまうことだ。「袖すり合うも多生の縁」とはいうが、右隣の女性と肘があたり、2回ほど「すいません」を発した。
末広は混んでいるが回転が速く、次々と入れ替わっていく。我々も程よい頃に店を出て、次の店を探すことにした。
既に小生の頭の中に浮かんでいたのは最寄りの桜木町ぴおシティの飲み屋街である。
JR根岸線及び横浜市営地下鉄の桜木町駅に隣接するビルのB2であるが、ぴおシティは完全なる昭和の雰囲気である。
飲み屋街をグルグル2周ほど回って迷ったあげく寿司処かぐらに入った。はじめての店だったが大正解。日本酒の品揃えがすごい。熱燗と寿司十貫盛りを注文し腹を満たした。
▼寿司処かぐら
▼この日本酒の品揃え、100種を超えるそうだ!
伊井兄と横浜駅で別れ、19時頃、最寄駅に帰り着いた。駅を出て見上げると99%の月(満月の翌日)。程よい酔い加減で家路についた。