隠居歳時記

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神大寺_町内会役員2年目を迎えて

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 本日(R3.4.18)、令和3年度神大寺北町自治(いわゆる「町内会」)の総会が、コロナ禍、変則的ではあるが、三密を避け組長(全38組)さんのみを対象に2回に分けて実施された。

 これにより、小生も役員2年目を迎えることとなった。

 昨年の今頃のことを思い出すが、小生、現役時から、仕事以外に「同窓会」や「クラブOB会」等々の諸活動にたずさわってきた。退職後もそれらと関わっており、今後はできるだけ、活動を整理・縮小していきたいと考えていたところであるが、神大に生まれ育ち、今後も、自身の生活の基板となる地域社会をより良くするためのボランティア活動であると考え、町内会活動へのお誘いをお引き受けすることにした。

 どちらかというと町内会の響きの方がなじみ深いのでこちらの表現を使うが、自治会と町内会は同義であるようだ。1年間活動に携わってきてわかったことは、その活動はけっこう多岐にわたる。

 1年やそこらの経験で全体像が掴めているわけではないが、役職として会計(営繕)を仰せつかったこともあり、総会時に配付された予算・決算書等を見ていると、その活動の範囲がある程度わかる。

 ざっと費目を列挙してみると、環境事業(ゴミ集積所の管理、防犯灯設備、環境部会等)、安心・安全環境づくり事業(防犯協会、防犯パトロール、防災部会等)、社会教育事業(子供会・シニアクラブ・婦人会等)、福利厚生事業社会福祉協議会、ささえ愛部会、災害時要支援者支援等)等々…。

 これら事業内容と行政からの補助金等から見て、町内会の活動は行政(自治体)と連携する中で事業を展開しているようである。

 小生現在も、町内会はボランティア活動であるとシンプルに考えているところがあるが、最近読んだ関連本によると、町内会は法律的には「任意団体」であるが「地域で住民を代表する公的な団体」という位置づけになっているようである。また、行政との関わりの中での、いわゆる公助共助の領域あるいは境界に関わる事柄にも触れられており、ボランティアの範囲を超える課題・問題等もあるようだが、まだ役員1年生には実感としてはよくわからない。

 今は、自身の役割分担の範囲で、末端の仕事ではあるが誰かが担わなければならない仕事である児童の登校時の見守りや町内の美化活動等、ボランティアの基本である己一個(おのれひとり)でできる現場の仕事に真摯に向かい合いながら、町内会のあり方を自分なりに考えていきたいと思う。

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美化活動(ゴミ拾い)の途中で/学援隊(通学見守り)活動