▼スコアボードは8回終了6対5! 残すは9回の攻防!
令和4年7月10日(日)
この日、参議院議員選挙投票日。
午前中に投票を済ませ、午後から全国高校野球選手権神奈川大会の1回戦、母校川和高校vs戸塚高校の試合をテレビ観戦(応援)していた。我が母校は1回裏で3点を取ったものの、その後、取られ取っての1点を争う攻防戦。見応えのある試合が展開されている。
実はこの日、球場に足を運ぼうかとも思っていたが、大相撲(名古屋場所)の初日でもあったことから、クーラーの効いた部屋でテレビ観戦を決め込んでいた。ところが試合は一進一退の好試合。6回の途中まで我慢したが、ウズウズしてきて「ちょっと行ってみよう」と心を決め車を飛ばした。試合会場はサーティーフォー保土ケ谷球場なので、横浜新道を飛ばせば30分以内で行けるだろうとふんだ。
8回裏に着きダッシュで球場に入った。
いきなり、足下から湧いてくるような球場のどよめきを味わった。ストライク一つ、アウト一つ取るごとに球場全体がどよめく。これこれ! テレビ観戦との違いはこれだ。6対5で勝っている。あとは9回の表を守れば勝ち!
シャッターを切りながらも目はピッチャーとバッターにくぎ付けだ。ついに最後のバッターを打ち取り川和は勝利をものにした。球場は歓喜の嵐である。
お互いに栄誉をたたえ試合終了。
礼に始まり礼に終わる。この光景がいい。
母校の校歌を久しぶりに聞いた。
高校を卒業して50年。
所々忘れているが、ほぼ歌える。
特に最後のフレーズで気分は最高潮に達する。「川和よ川和よ嗚呼川和高校」。
来て良かったと思う瞬間である。