▼昭和48年7月_
「日学同」神津島合宿における藤川先輩(前列左端)と小生(後列右端)
小生に兄貴と恃む人物が二人いる(た)。
一人は遠い昔に逝った田中崇志先輩(国士舘国防部/大民塾)。そして令和7年3月11日未明、もう一人の兄貴分である藤川晋之助(基之)先輩が旅立った。
満身創痍であることは以前本人から聞いていたが、闘病しながらも仕事(国事)に対する意欲は衰えない。家庭もあるが家庭に縛られるような生き方はしない。天下国家を論じ、常に大きな目標を持ち全力でぶつかり、困難でありながらも人生を切り開いていく。
小生が高校3年以来、五十年にわたり付き合ってきた藤川先輩とはそのような人物であり、そんな簡単に死ぬような先輩ではない、とずっと思ってきたが訃報は突然にやってきた。
最初連絡を貰った時は驚愕したが…
「そうか、藤川先輩はやっと安らぎを得たのかもしれない! いやそうに違いない!」とざわつく自身の心を落ち着かせた。
兄貴!
安らかに眠ってくれ!