隠居歳時記

もう隠居? 否、自分流の隠居道を探求中!

第11世代 Kindle paperwhiteに更新!

11世代 Kindle paperwhite


 いつか更新することになるだろうと思っていたが、先月、遂に購入した。
 第11世代(2021年発売)Kindle paperwhiteシグニチャーエディションである。

 従来、第7世代(2015年発売)の同機を使っていて、全く不満は無かったが、第11世代は「かつてない最高のKindle paperwhite」とのふれこみ。フルフラット画面の大型化(6.8インチ)、明るさ自動調整、色調の調整も、防水、等々。

 昨年の発売日からずっと考え続けていた。
 新しい機種は欲しいが、現在使っている機種をどうするか? お払い箱となってしまう古い機種には何か申し訳ないようで、そこだけがネックだったのだ。しかし、基本的に新し物好きでとうとう決心し購入することになった。

 思えばFireタブレットAmazonバイス)の時もそうだった。
 動画視聴用にFire HD8を導入し、その後、新機種のFire HD8 PLUSに切り替えた。この時も迷ったが、迷った末に購入した。だがこちらの方は、片方を充電している間、もう片方を使うというように両者ともFull活用している。

 Kindle paperwhiteはといえば、購入から約1ヶ月が経つが、旧機種は完全にお蔵に入ってしまった。なんせ新機種は、Full充電すると毎日数時間の読書をしても1ヶ月以上充電する必要がないのだ。それに使ってみてわかったが、さすが「かつてない最高のKindle paperwhite」だけのことはある。格段に使い勝手が良く、元に戻れなくなってしまった。

 そう言えばKindleを導入する時も同じような思いをしたことを思い出した。当初、果たして電子ブックによる読書になじめるか? という大きな疑問があった。現役時、業務でパソコンを使っていたことからペーパレスの意識はあったが、「本」は基本的に「」で読むもの(紙派)と思っており、単なるガジェット(電子機器小物)好きから、最初は「どんなもんだろうか?」「使いにくければ誰かにあげてしまえばいい!」程度の好奇心だけで買ってみたようなものだ。
 ところがこれが、すぐに違和感は無くなり、いつの間にか100%Kindle読書に移行してしまったのである。

 使ってみれば、文字Pointは自由自在(老眼にはこれが一番ありがたい)。余白・行間・明るさ・フォントも変更できる。紙と同様、メモができる。付箋紙もマーカーも使わずハイライト(マーキング)が設定できる。等々、数多くの利点がある。
 欠点は思いつかない(電気が無ければ読めないぐらいか。それとたまにKindleに対応していない書籍があるがリクエストすると対応してくれる)。

 それに、わずか200gの端末(32ギガ)に数千冊を保存でき、それ以上となればクラウド上に置くこともできる。現在、小生のKindleには374冊の書籍が収まっているが、5年間でダウンロードした冊数がこの数だから、これから一生のうちに読む本は余裕でこの一台に収まってしまうかもしれない。

 また、これも使ってみて気がついたことだが、Kindleは複数の書籍を同時並行で読むことができる。「紙」の本を読んでいる頃は、(小生の場合)1冊を読み終えたら次の1冊というように、完全に1冊を読了してから次の書籍に取り掛かったものだが、Kindle読書だと複数の書籍を同時に読んでも違和感が無いのである。これは小生に限ったことかもしれないが、374冊のうち未読(読了していないの意)の本が66冊あり、現在この内の何冊かは同時併行で読んでいる(TPOを変えてだが…)。このようにKindleは、以外にもフレキシブルな読書に対応できることに気付かされた。

 いずれにしてもKindleは、後戻りが出来なくなってしまうような優れた情報機器なのだ。第11世代に更新して、小生にとってますます無くてはならないツールになってきたようだ。

 本稿は第11世代Kindle paperwhiteを導入し、1ヶ月使用したレビューのつもりだったが、今後も何か気がついたことや思いついたこと、また現在読んでいる「本」についてもレビューを書いてみようと思う。

 

 

inkyoclub.hatenablog.com