隠居歳時記

もう隠居? 否、自分流の隠居道を探求中!

EOSの日_空母「クイーン・エリザベス」がやって来た! But 撮影出来ず!

f:id:inkyoclub:20210909184627j:plain

 英海軍の最新鋭空母クイーン・エリザベス」を直接見られる機会はそうそうに無い。

 ネットの記事によると、同艦は英・米・欧(オランダ等)軍による空母打撃群を編成し、スエズ運河、インド洋、南・東シナ海を航行し、途中、インド海軍海上自衛隊との共同訓練を重ね、9月4日横須賀市米海軍横須賀基地に入港した。

 日本への寄港は初めてである。
 目的は言わずと知れた日本近海で活動を活発化させ、東シナ海から西太平洋への進出を図ろうとする中国を牽制することにある。

 一部ネット情報では9日までの碇泊とされていたので、一目同艦を見てやろうと、8日午後EOSを携えて愛車を飛ばし横須賀へ向かった。

 事前に調べておいた撮影スポットは、港を見下ろす高台に位置する安針台公園だが、入港当日の4日には撮影のための脚立が7080脚ほど並んだようだ(リンク記事参照)。いずれもマスコミではなく、いわゆるミリタリーマニアであると記事にある。小生はと言えば、まぁミリタリー好きではあるが、単なる野次馬である。

 さて、小生の目論見は、入港から数日が経過していることからすでに撮影のピークは過ぎているだろうと考えたが、この判断は当たった。8日、すでに安針台公園には殆ど人がおらず撮影場所を独占できるはずであった。が、なんと、港を見下ろす公園のフェンスには一面草木が生い茂り、脚立でもなければ港を見下ろすことができないのだ。そうか、記事の脚立の意味はこういうことだったのか。しかも、二三段の小さな物ではダメで、かなり高さのある脚立でないとフェンス越しに撮影することはできない…。

 フェンスをよじ登ってやろうかと心の中で思ったが、あまりみっともないまねは出来ない。地団駄は踏まなかったが、フラストレーションをかかえながらその場を後にした。
 他に撮影スポットはないものかと車でグルグル回ったが、海自の敷地にでも入らないかぎり撮影場所はありそうもない。せっかくここまで来て、という思いはあったがどうしようもない。きっぱり諦めて帰ることにした。

 しかもである。帰宅しネットを探っていると、どうやら「クイーン・エリザベス」は8日午後横須賀基地を出港したようである…。何時に出港したのだろうか? 小生が横須賀に到着したのが午後2時過ぎ、既に出港した後だったのだろうか?

 考えてもしようがない。
 いずれにしても、この目で拝むことはできなかったのだ。

 もやもやした気持ちを振り払うように、あらためてYouTubeの動画(リンク参照)を見て勇姿を眼に焼き付け納得することにした。

www.sankei.com