ミニバンに乗るとセダンには戻れない!
セダンからミニバンに変えて三台を乗り継いだ。いずれもエスティマである。
天才タマゴのキャッチでミニバンブームを開拓した斬新なエクステリアが気に入っている。大きすぎず、小さすぎず、二列目シートは足が伸ばせる、自転車は積める、車中泊もできる。と色々あるが、ミニバンの一番の魅力は見下ろす運転、視点が高いことだ。
現行エスティマがモデルチェンジしたらすぐにでも購入するはずだったが、トヨタはこの車種を生産終了とした。何故? ネットには色々と説明がなされているが、トヨタは判断を誤ったのではないか?
新車購入計画が狂った。
ディーラーに文句を言っても始まらない。
今まで、大体5~6年乗ると買い換えてきたが、現在の三代目エスティマハイブリッドは既に7年目に入った。
実は、TOYOTA Safety Senseにも乗ってみたいと思っている。(まだ言ってなかったが、小生、親父の代からのトヨタ派である!)
最近、高齢者の運転事故に関する報道が多い。なぜアクセルとブレーキを踏み間違えるのか?と、普通の運転者ならば誰もが思うだろう。咄嗟の状況下、右と左を踏み間違えるのか? 高齢等による判断ミスか?
まあ、高齢による判断ミスはあるだろうとは思う。
小生の親父も70代だったと思うが、自身で判断して運転を止めた。いつか免許を返上しなければならない時は来るのだろう。
ふと思い出したことがある。現役時、勤務先(国士舘大学)の学食の親爺さん(実は社長。海軍出身でいつも海軍帽をかぶっていた)は学内では有名人で、90代で車を運転していた。運転技能・能力には個人差がある!としか言いようがない(でも車にはキズがいっぱいついていた)。
小生、ゴールド免許を維持しており、安全運転には自信がある方だが(それが一番危ないともいう)、あと何年運転できるだろうか…。あと何台の車に乗れるだろうか…。
いずれにしても、エスティマは断念せざるを得ない。もし、次に乗る車が人生最後の車(とは思っていないが)となると、この際、思いきって路線を変えてみるか!とも考え、ALLトヨタ車を展示しているトレッサ横浜(横浜市港北区)によく車を見に行く。
一回りデカいアルファードにするか、もう一度セダンに戻って「いつかはクラウン」にするか、或いは一度は乗ってみたかったスポーツタイプ(GRスポーツ)にするか、などと考えながら車を眺めているが結論は出ない。
そんなことを数回繰り返した。
そう、今のところ小生の中には、エスティマを超える車がないのだ。
よくよく考えてみれば、今の車に不満があるわけではない。
よく走るし、キズは一つもないし、燃費もよいし…。
いつも最後の結論は、よっぽど気に入った車が出てくるまで、もう暫く今の車に乗ってやるか、ということになってしまうのである。